「・・・・だっしー!!!」
「えーー、まぢウケる!!!・・・だっしー!!!」
電車のドアの前にかたまっているJK5人組が
今人気の“ふなっしー”の口調を真似、また、
動きも付けて大声で話している。
“ふなっしー”が5人いるのは圧巻だったね。
迫力がちがう。若さがちがう。キモさがちがう。
でも、萌えました。好きです。
特にその中の2人がすごくテンションが高くて、
ずっとふなっしージャンプをしていた。
で、その時チラッとおパンツが見えたんやけど、
うっすらイエローにみえた。違うかもしれんよ。
あくまでもチラッとなので(にんまり)
でも、もし本当にイエローだったなら、彼女を
プロフェショナルファンとして認めましょう。
うるさくて周囲はかなり迷惑そうやったけどね。
まぁ、そうでしょう。
が、個人的に懸念していることが一点だけある。
そのチラッと見えたおパンツの部分、うっすらと
見えちゃったイエローの位置が絶妙すぎて、
違った理由でイエローになってないよね・・・?!
あ、あ、あたまーーーっす!!
からの、ばんわんこ。
お久しぶりですな。
言いわけやけど、最近ホンマに忙しくてさ。
年末って色々あるからね。
しかし、電車の中でのエピソードって
いっぱいあるよね。
これまた昔やってたぶろぐの中で載せたことが
あるエピソードやねんけど、ある外国風の方に
1話から60話ぐらいまで消されてしまったので、
もう見れないし、まぁ、いいかってことで(笑)
この会社に入る前の前、世界的に有名な
デザイナーのコレクションブランドのお店で
働いていました。
若かったこともあって、ファッションに関しては
色んな事にチャレンジしたいと貪欲に思っていた
頃やったねー。服とかアクセとか髪型とか...。
なんでも先取り。みたいな。
その当時大人気だったイケメンサッカー選手の
D・ベッカムがしていた“ソフトモヒカン”
という髪型が流行ってたんやけど、それよりも
前におれはソフトモヒカンをしていました。
これは確実です。先取りです。
ですが、まぁ、当然のこと、世の中というのは
無情なもので、平気でこう言ってきます。
「なぁ、それって真似してんの?!(笑)」と...。
若かったのでそう言われることがイヤでイヤで。
多くの方に強い殺意を覚えたものです(笑)。
まぁ、それはさておき、その時働いていたお店に
とてもおシャレで勇ましい女性の店長がいた。
仕事が出来て、いつもファッションのことを熱く
語ってくれた。素直に“すげぇ!!”と、思ってた。
とても尊敬してました。
ある事件が起こるまではね...。
その店長とは帰る方向が同じだった為、一緒の
上がりの時は一緒の電車で帰ってた。
方向は同じやってんけど、店長はおれの3つ前の
駅で降りられてたっけな。
ある日、少し込み合った電車に二人で乗り込み、
いつものようにたわいもない話をしながら
帰っていたら、いつしか店長の最寄り駅に
着いていた。混んでいた為、ドア付近に立って
たんやけど、駅についてドアが開き、店長が
降りようとした瞬間、いきなりおれの方を向いて
大きい声でみんなに聞こえるようにこう叫んだ。
「○○君って、ちょーベッカムに似てるよね!!」
そう言い放った後、ドアは静かに閉まり、
彼女は振り返りもせずその場を立ち去った。
でも、おれには見えていた。立ち去る彼女の
後ろ姿、肩が小刻みに震えていたことを。
そして、おれは一生忘れない。
取り残されたおれを見つめる乗客の目線。
どうにかしておれの顔を一目見ようとするさま。
こそこそと小声で話す二組の若いカップル。
次の停車駅を示す電光掲示板を一生懸命
何もなかった様につくろい、みつめる自分の姿。
待てども着かない自分の駅が永遠に感じた。
このレベルになると殺意とかはもうないよね。
それまで言われた「真似してんの?!」なんて
ちっぽけにおもえたよ(笑)
あるのは逆に“感謝の気持ち”。
自分が変われた瞬間やったかもね。
今のおれがあるのはある意味店長のおかげ。
真っ黒に心を染めてくれたことに感謝。
今ではみんなの困った顔とかちょー萌えです。
さぁ、みんなも今から試してみよう。
VIVA!!店長。って、話。
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“屋根裏ぶろぐ”vol.15
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